"専門話ですが....."
★泥リッチ飲んで向かうは恵比寿Lスタジオ。
昨日は子供向け(ホントのお子様ね)人気TVアニメのミックス。
自画自賛(汗)なブライアン・メイ風ギターアレンジ(1トラック1音の多重録音で
コードを作るのね)、当分このネタ使えね〜。みんな忘れたらまた使おっと。
さて今回はお初のエンジニアさん。守屋さんです。パチパチ〜。
ちょいと某人気脚本家ミタニさん似?。キャラもミタニ氏同様楽しいエンタ系。 エンジニア話は前にも書いたけど、アレンジャーとエンジニアはとても相性が
大事な仕事仲間なのです。その深さは夫婦以上かも。
ま、ワタクシのバヤイ、異常にミックスにウルサイ方なゆえエンジニアさん
からは嫌われやすかも.....多分。でも妥協はできないからね。
とは言っても月間リリースがハンパじゃないこのメーカー。ミックスも分刻みの
時間勝負。アレンジャーもミックス現場でコマコマネチネチやってられないのだ。
「そこはギターに段々リバーブが増えてスペイシーに!ギター全体レベルはそのままで
サビ前でセンド一気にオフって転換をハデに!欲を言えばリバーブ成分だけ段々逆相に!」
実際今日の現場で交わされたやりとり。このバヤイの「欲を言えば」は欲じゃね〜な(汗)。そうしてほしーのあき。
結構試行錯誤が必要な作業。こちらもイメージがあって言ってるけど確信はない。
「やっぱ戻そうか」なんて事もあります。でもそれはエンジニアの腕次第。
アレンジャーの希望をどうにか叶えてあげたい!という慈悲深い方ならノウハウを
集結してこちらのイメージを構築してくれるのだ。この際プロセスはどうでもいいの。
「それそれ〜〜っ!」(ハートマーク10個付き)
って感じに昨日はなりましたのでよかよか!。守屋サマありがとうございました〜!
*********************************************************************
★ツールズ使いのエンジニアさんは大抵最終アウトにMaster X等のマルチバンドコンプを
挟むんだけどコレが結構クセモノ。最悪なバヤイ歪んでるし。
特にアニメ系ミックスは歌がデカイ。よって歌が突っ込んだ時一緒に同じ周波数のオケも引っ込む。キラ系シンセやスネアなどハデな音域と歌がかぶるので細かいオケチェックがむずいのだ。そこでボーカル全部ミュートでやっとオケミックスの音象が見えてくる。
んで「これでイイかな」とボーカルを入れるとやっぱりオケの一部分引っ込む。
これじゃまさに"いたちごっこ"。
そこでミックスに細かい嫌われアレンジャーからのお願いなのですが、
1....ボーカルミックス専用BUSを作ってそこにマルチバンドコンプを挟む。
2....同様にオケ専用BUSで歌と別のマルチバンドコンプを挟む。
3....その2系統を最終ミックスしてその後にコンプ挟むならシングルバンドの
コンプを最大2デシ程度のリミッティングで出力。SSLならBUSコンプでイイっす。
TDMならL2かINFLATORあたり。L3でもシングルで。UAD-1のBUSコンプもイイす。
これなら歌&オケの相殺で悩まねぇ〜な、と思うんだけどね。
結局ミックスで疑似マスタリング&プレス前の本番マスタリング。
合計2回マスタリングをしてるのが今のレコーディング業界の現状です。
一度全くコンプを使わないミックスをしてみたいもんです。
いわゆるフェーダー操作による"手コンプ"。70年代なんかみんなそうやってミックス
してたんだよね。当然オートメーションもないからミュージシャンや猫の手もかりて
みんなでリアルタイムフェーダーミックス。
それはそれで楽しそうだな。何時間かかるかわかんないけど。
それにしても今日はたくさん書いたな〜。
しかしMIXがすんなり行くアレンジこそが良いアレンジでありまして極論すれば.....
もうええわ。プチッ。
昨日は子供向け(ホントのお子様ね)人気TVアニメのミックス。
自画自賛(汗)なブライアン・メイ風ギターアレンジ(1トラック1音の多重録音で
コードを作るのね)、当分このネタ使えね〜。みんな忘れたらまた使おっと。
さて今回はお初のエンジニアさん。守屋さんです。パチパチ〜。
ちょいと某人気脚本家ミタニさん似?。キャラもミタニ氏同様楽しいエンタ系。
大事な仕事仲間なのです。その深さは夫婦以上かも。
ま、ワタクシのバヤイ、異常にミックスにウルサイ方なゆえエンジニアさん
からは嫌われやすかも.....多分。でも妥協はできないからね。
とは言っても月間リリースがハンパじゃないこのメーカー。ミックスも分刻みの
時間勝負。アレンジャーもミックス現場でコマコマネチネチやってられないのだ。
「そこはギターに段々リバーブが増えてスペイシーに!ギター全体レベルはそのままで
サビ前でセンド一気にオフって転換をハデに!欲を言えばリバーブ成分だけ段々逆相に!」
実際今日の現場で交わされたやりとり。このバヤイの「欲を言えば」は欲じゃね〜な(汗)。そうしてほしーのあき。
結構試行錯誤が必要な作業。こちらもイメージがあって言ってるけど確信はない。
「やっぱ戻そうか」なんて事もあります。でもそれはエンジニアの腕次第。
アレンジャーの希望をどうにか叶えてあげたい!という慈悲深い方ならノウハウを
集結してこちらのイメージを構築してくれるのだ。この際プロセスはどうでもいいの。
「それそれ〜〜っ!」(ハートマーク10個付き)
って感じに昨日はなりましたのでよかよか!。守屋サマありがとうございました〜!
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★ツールズ使いのエンジニアさんは大抵最終アウトにMaster X等のマルチバンドコンプを
挟むんだけどコレが結構クセモノ。最悪なバヤイ歪んでるし。
特にアニメ系ミックスは歌がデカイ。よって歌が突っ込んだ時一緒に同じ周波数のオケも引っ込む。キラ系シンセやスネアなどハデな音域と歌がかぶるので細かいオケチェックがむずいのだ。そこでボーカル全部ミュートでやっとオケミックスの音象が見えてくる。
んで「これでイイかな」とボーカルを入れるとやっぱりオケの一部分引っ込む。
これじゃまさに"いたちごっこ"。
そこでミックスに細かい嫌われアレンジャーからのお願いなのですが、
1....ボーカルミックス専用BUSを作ってそこにマルチバンドコンプを挟む。
2....同様にオケ専用BUSで歌と別のマルチバンドコンプを挟む。
3....その2系統を最終ミックスしてその後にコンプ挟むならシングルバンドの
コンプを最大2デシ程度のリミッティングで出力。SSLならBUSコンプでイイっす。
TDMならL2かINFLATORあたり。L3でもシングルで。UAD-1のBUSコンプもイイす。
これなら歌&オケの相殺で悩まねぇ〜な、と思うんだけどね。
結局ミックスで疑似マスタリング&プレス前の本番マスタリング。
合計2回マスタリングをしてるのが今のレコーディング業界の現状です。
一度全くコンプを使わないミックスをしてみたいもんです。
いわゆるフェーダー操作による"手コンプ"。70年代なんかみんなそうやってミックス
してたんだよね。当然オートメーションもないからミュージシャンや猫の手もかりて
みんなでリアルタイムフェーダーミックス。
それはそれで楽しそうだな。何時間かかるかわかんないけど。
それにしても今日はたくさん書いたな〜。
しかしMIXがすんなり行くアレンジこそが良いアレンジでありまして極論すれば.....
もうええわ。プチッ。
by aquio910
| 2008-04-21 13:21
| 音楽の話
aquio bitter diary by 近藤昭雄 Copyright © 2006-2012 Akio Kondo 近藤昭雄. All Rights Reserved.
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PROFILE......
★作編曲家&プロデューサー&キーボーディスト....
★一眼&映像カメラマン&映像制作マン&ライター業も時々...
★ジム&ダンス&映像カメラ撮影&温泉巡り&料理が趣味の不良オヤジ。B型&乙女座。
♪こんな事やってます♪
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